「ブレンドファクターとノート」



 精油を使うほとんどの場合、数種類をブレンドします。 これは、数種類の精油を使うことにより、より多くの効果を期待したり、 お互いの相乗効果を高める為によるものです。
 ブレンドをするに当たって目安になるのが、「ブレンドファクター(B.F.)」と 「ノート(NOTE)」です。

●ブレンドファクター
 ブレンドファクターの数値は世界共通という事ではなく、 メーカーや団体により多少の違いが有り、 メーカーによっては出していないところも有るようです。 今、最も一般的とされるのが、精油のブランドとしても有名な ロバート・ティスランド氏によるブレンドファクターの数値です。
 この数値は、基本的には1が一番強く、10が一番弱いという事になります。 しかしこの数値は、香りの強さや刺激、毒性の強さなどを元に出してある数値なので、 一概には、数値が大きいから沢山の精油を使い、 数値が小さいから少なめに精油を使うという事でもありません。 使う用途、目的と精油の特徴を理解した上で、目安として使う数値です。
 一般にほとんど耳慣れない精油の中には、 ロバート・ティスランド氏もブレンドファクターとして数値を出していない精油もあるようです。 それは安全を期して、1とみるのが賢明と思います。


●ノート
 ブレンドをする時のもう一つの目安、ノートは、その香り方の特徴から、 トップ・ノート、ミドル・ノート、ベース・ノートの3種類に別けられています。
トップ・ノートは使い出したらすぐに香りがする精油です。ミドル・ノートは2時間くらいまで、ベース・ノートはそれ以上という事です。勿論、何処のノートが一番強いかでの表現なので、 トップからベースまでカバーするような精油もあります。 やはりこれも、精油の特徴をつかんだ上での目安と思います。

ブレンドの基本はこの二つの指標です。良く理解して自分に合ったベストブレンドをみつけましょう。

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