薔薇の剪定作業(冬)

 
 冬場の剪定は、薔薇が休眠期である12月から2月頃までが適期ですが、 芽が動き出す2月が、分かりやすい。
 この時期の剪定は、今年一年、さらにその先に、その薔薇をどんな形にするかの元を決める重要な剪定になります。

・昨年出たシュートは出来るだけ一段目できります。

・2年目以上の枝は、前年の春一番に伸びた枝の、 丸く充実した芽の上で切ります。

・昨年出たしっかりしたシュートはこれから数年、主幹になります。 来年以降はそのシュートの幹からさらに枝が出て、その枝も剪定します。

・どの高さで切ったら、木の大きさや形が良くなるか、生育環境には適当か、 2,3年先のことも想像しながら切る位置を決める必要があります。

・鉢植えの場合、鉢の大きさも考えて剪定する必要があります。 鉢が小さいのに地上部が大きくなりすぎるようでは、いい花も咲きません。 地上部と地中はバランスが大切です。

・5年位の幹は、枝の出も悪くなるので、思い切って根元から切り落とします。 はさみで切れないような太い物は、のこぎりで切り落とします。 他の幹や枝を傷つけないように注意してください。

・霜など寒さによって傷んだ芽は指でかきおとす。 
基本的な枝の切り落とし方
枝の中ほどで、株の外に向いた芽の上5mm位の所、斜めに角度を付けて切る。
切り落とす位置が中途半端な位置だと、切った所から下が枯れ、更に枝の下にも、だんだん枯れていく。
5mmくらい以下の細い枝は切り落とす。 株の内側に向かって生えてきている枝を切り落とす。 重なり合った枝を枝元から切り落とす。

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