百合の主な害虫

 いろんな種類の害虫がいますが、 ウィルスに比べると、害虫はかわいいものです。
しかしアブラムシの様に、ウィルスに感染させる害虫もいます。害虫を理解して、対応していきましょう。
代表的な百合の害虫
害虫名 主な特徴や症状 時期 防除方法
アブラムシ 何といってもこの害虫。アブラムシ自体は弱くて見つけやすいですが、 その繁殖力による数とウィルスを感染させるので、最も注意が必要です。主に百合の一番上の柔らかい葉や茎から樹液を吸い、百合を弱られます。 全期間 マラソン、スミオチンの散布が有効。比較的簡単に駆除できますが、 頻繁に発生するので、根気よく防除する事が必要。
ハダニ オレンジや緑色の1mm満たない小さな虫。見つけにくいので注意が必要。 葉裏について樹液を吸うため、被害がひどいと葉が枯れてしまう。 成長が早いので、なるべく早い段階で処分する。 5月から7月 水をかけて吹き飛ばす。マラソン、オサダンなど散布する。 薬に抵抗性を持ちやすいので、薬品をかえて防除する。
ネダニ 1以下の小さなムシで、球根に群生して害食する。 球根についてくる場合と、土の中にいるネダニが球根につく場合がある。
根の発生が悪くなって、球根の肥大化や地上部の生長が悪くなる。
全期間 植付けまえにスミオチン1000倍に30分ほど浸す。 土壌中の駆除は土壌さ殺虫剤を使用する。劇薬を使うので注意。
ヨトウムシ 若い葉や、花、蕾を害食する。 全期間 雑草が多いと発生しやすいので、除草する事。 見つけ次第捕殺する。マラソン、スミオチンなどを散布する。
農薬の散布の方法としては、多過ぎず少な過ぎず、病状と薬品に有った濃度で使いましょう。
薬剤散布の注意点として、
・浴びたり、吸い込ま無い様、眼鏡、マスク、手袋などをしましょう。
・風上から散布する。
・特に葉の裏にかかるように注意する。
・散布は、日中は避け出来るだけ朝、出来なければ夕方やる様にしましょう。
・害虫に耐性を持たせないように、幾つか物を交互に散布する様にしましょう。

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