[部分浴]


 人間のからだは一部分に刺激を与えることで、全体に影響を及ぼすことが出来ます。
 部分浴はからだの一部を、精油を入れたお湯につけることによって、 全身の血行や代謝を活性させる方法です。
 時間がないときや病気などで入浴が出来ない時などには、この方法がお薦めです。
 手浴、足浴、座浴が一般的です。

●手浴
 バケツやボールに、両手が十分に浸かるくらいの量のお湯を入れ、 精油を3、4滴垂らして浸します。
 吸入をする時のように、精油の成分の入った立ち上がる湯気を、 深呼吸するようにします。
 手には東洋医学でいうつぼがたくさん有ります。 お湯の中でつぼを押すようにしたり、手のひら全体をもむようにしながら手浴をすると、 一層の効果が期待できます。
 時間としては、やはり気分がリラックスできるまでには、10分程度が適当かと思います。 この方法は首筋のこりや肩こりには非常に効果的です。
 注意する点としては、両手がゆったりと入るくらいの容器を用意する事。 お湯の温度は、自分の好みで調整してください。 精油は最大でも5滴までにしてする事。精油はお湯には溶けないので、 お湯をかき混ぜながら行う事。などが上げられます。

●足浴
 行い方は手浴とほぼ同じです。
 足にもつぼがたくさん有ります。少し熱めのお湯でつぼを刺激してやりましょう。 お湯の中では、指先まで伸ばしたり縮めたり、片方の足で片方を押したり自分なりに考えて、 足を刺激してください。
 障害を持った人やお年より、冬場の寒い時に病気でお風呂には入れない時などに、 足浴は大変適しています。  行う時間や注意点も、手浴とほぼ同じです。

●座浴
 痔、膀胱炎、カンジタ症、かゆみなどに効果のある方法です。
お尻の入るくらいのボールやベビーバスに、やや熱めのお湯を入れます。
 行う時間はやはり10分程度です。

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